パイライトは和名を黄鉄鉱といいます。英名であるパイライトは、ギリシャ語で火を意味する「pyr」に由来しますが、これは、パイライトをハンマーなどで叩くと火花を散らすことに由来しているといいます。黄色い色調からよく金に間違えられることがあり、“愚者の黄金”とも呼ばれるといいます。
主に硫黄と鉄からできており、黄銅色と呼ばれる鈍い金色の石です。鉄よりも硬いことで知られていますが、水分に弱く、湿気ると脆くなります。風化して変質することもありますので、取り扱いには注意が必要です。 石というよりは金属に近い性質と質感をもったパイライト、パワーストーンの中では異質な存在かもしれません。ラピスラズリによく混じっていることのほうが意外によく知られているかもしれません。
日本の鉱山でも比較的多く見られ、工業的、鉱物的にも価値は低い石ですが、簡単に採掘できることから、鉱物マニアの最初の石になることが多い石です。結晶形が、六面や八面など美しいことも愛される理由でしょう。 最近では、高性能な太陽電池の素材としての利用が注目されており、また、パイライトが陽の目を見る日も遠くないと思われます。